ぎふもこカードレビュー第十五弾「アゾールの黒い旋風編」です。
今回は4名のぎふもこスーパーレギュラーにカードレビューをお願いしました。
執筆していただいたのは
・オディーラ
・高峰椿
・ニット
・M916
の以上4名です。お忙しい中ありがとうございました。
今回レビューするカードは、各レビュアーからレビューを書きたいカードを集計し、そこから選んだ計12枚のカードです。では「続きを読む」からどうぞ!
オルクス狂戦兵

・オディーラ
種族:オーク/ハイオークとかいう謎の生き物。
耐性:渇望を安定して得られるけど、自身対象なのがなんとも。
6レベルの方につくなら宇宙だったんじゃが…。
・高峰椿
種族:オーク/ハイオーク。一体何者なんだ…?
自力で狂戦士装備やブラッド・パルスを耐えてくれるユニットは貴重。
デュロックが装備を外したいときの的にできるかも。
・ニット
2/2/2、イニシ+1、アイテム1が条件付きで耐性:渇望を持つそうな。長槍隊の事を思い出してあげてほしい…。
ブロック5&6唯一の2レベルのハイオークで、秘伝装備品を装備でき、装備品の枠から秘伝スペルを使用できる。隣に6レベルを置いて狂戦士の魔剣持ったら2/4/2、イニシ+3、スペル火、耐性:渇望、と中々のスペックに。
耐性のことを忘れるなら軍旗兵と並べて超加速も可能。
・M916
※今回のレビューはすべてカードテキストを一切知ることなく、カード名だけの情報で作成されています。
オルクスと言っておけばブロック1,2、狂戦といっておけばゴルディアス君ともシナジーがもてる。何とかかんとかのサボテンマンクイーン(種族:マーメイド)みたいな。
名称シナジーはないけどそれはそれで。
(編注:恐怖のコスチュームでユニット名と種族名を「真珠の女神サボテンマンクィーン(種族:マーメイド)」に変更し、いろいろなシナジーを得るコンボ。なお余りにもコンボが細かすぎて破綻した模様)
土雷の鬼姫トヨタマ

・オディーラ
オーガの召喚陣。4レベルはポンポンと出したいので、個人的にはオーガの英雄の中では優先度高めかなと。
・高峰椿
せっかく攻撃力が+3もされたのに耐性つけるために寝かすなんて…と思ってしまう貧乏性な僕にとっては、今回追加された3人のハイオーガの中ではこの人が一番。
召喚能力のおかげで鬼神回天の維持も簡単で使いやすい。
すぐに戦闘にならなさそうな場面を狙って、他のハイオーガを前線に出していくのもあり。
・ニット
ユニットが詰まりがちな鬼神衆オーガにはもってこいの1枚。
4/4/5と基礎値はある子なのでいざとなったら戦えないこともないだろうけど、戦闘で役立つ能力を持たないので、基本的には前線に出さずに本陣横を第2の本陣にする感じで護法陣踏んでいればいいんじゃないかな。
英雄が2枚並んでも鬼神回天が発動しない分弱くなるので、召喚する際には注意が必要。
・M916
中部からの使者、トヨタマッ!
ベースアップを経て向かうところ敵無しだッ!
リコールとライン停止だけは勘弁な!
水龍神ヴァルナ

・オディーラ
腹ぺこサーフ君。
でかくて、枠も多く、能力持ち。しかも召喚補助まであるとか盛りすぎ。
能力で枠が無駄にならないのは偉い。弱いわけがないよね。
・高峰椿
デカくて4枠、手札がなくても対抗できる能力まであり安定感はすばらしい。
誰もいない地形に出てくることもでき、他のリザードマンがちゃんとしたパーティが組めるまでを支えてくれる1枚。
・ニット
「勝手は!ヴァルナが!許しません!」
これが言いたいためだけに選んだ、というと怒られるので一応カードの方にも触れときますw
8レベルでスペル水*、アイテム2と枠がきっちりあり、自軍領土の誰もいない地形に生えるという召喚補助効果まであるスーパーユニット。おまけに手札が悪かった時の保険のような効果まで。これで英雄点1点なのでやられても心が痛まないのもマル。ちなみに○名が轟沈(しず)んだらショックで寝込むレベルですがw
オープン持っていって金竜姫なんかと組んだ日には割と手に負えないような。
・M916
はい、ヴァルナは大丈夫です!
つづきはニットさんどうぞ。
アルカナ・フライヤー

・オディーラ(イチオシ!)
今回の僕のお気に入りユニット。
基礎値と飛行が偉大。手札を使わない対抗の正義。見かけたら真っ先に落としましょう。
・高峰椿
装備品、消耗品も入れる錬金生物デックではあまりスペルに枚数を割けないけれど、手札にスペルがない状況でも無駄なく枠を使い切ることができる。
ブリシンガメンの首飾りを装備させて複数回使用できるようにしたい。
・ニット
基礎値アリアリで錬金生物に使い減りのしない対抗を与えてくれる魔法生物。
自身には枠がないので死ぬときはあっさりですが、これ相手に対抗切らされるとなると面倒なことこの上なし。
何気に種族:ドラゴンでもあるので、ブラック・アガマやドラグーン・オーラの対象になってみたり。
・M916
バイト先:マクドナルド。
久々に聞くと耳から離れないあの音はなかなか秀逸である。
聖輪の女神ラーズグリーズ

・オディーラ
個人的には微妙。ワルキュリアデックに入りそうな気がしない…。
誰か強い運用方法教えてください。
・高峰椿
英雄にしてはそれほど強いわけではないので、1枚除外するためにわざわざ戦わせたいかといわれると微妙なところ。召喚能力の方をメインに考えていきたい。
ワルキュリアでなくても聖属性なら召喚できるので、伸びしろがあるかもしれない。
・ニット
聖属性限定の召喚陣。戦闘面では基礎値と枠があるという以外有益な効果を持たないユニット。
そのため、そもそもこのユニットが戦闘してる段階で弱いので、除外効果は正直おまけみたいなもの。
英雄を前線に召喚できるといえば聞こえはいいが、飛行主体で部下が殆ど即時できるワルキュリアでは、これを入れてまで召喚展開する必要が薄いのも魅力に欠けるところか。
オープンに持っていけば色々悪さには使えるレベル。
・M916(イチオシ!)
スケグルが居る間の本陣のお留守番役。本陣警備も立派な仕事ですから。
ヴァンパイア・バット

・オディーラ
能力は固定値ではなくなり、コストも手札1枚いるように。
攻撃力依存なので、出力を上げたり下げられたりと色々と。
まあコスト指定ないので、出張しやすいね。
・高峰椿
氷結晶デックを使っているとセルキーで捨てたいビーストがないという場面があったりするので、何でもコストになるのはうれしい。
3点で倒せる相手が見当たらなくても殴らせれば十分仕事はしてくれる。
同キャラ対戦では相手の攻撃力マイナス効果に注意。
・ニット
弱い方の蝙蝠。固定値から攻撃準拠に変更され、打点が伸びれば強いものの、ブランニュー環境には打点を下げる手段もあるので現段階では返されやすく、そこまで強くない印象。
今後、打点を気軽に伸ばせるカード(具体的には勇敢の薬)が投入されることに期待。
種族:ビーストなので、オープンなら神獣の乙女で加速してペガサス・ターン決めてから普通タイミングの大技に合わせて対抗するのも面白そう。
・M916
上位ユニットが記憶喪失だからって、名前を騙るのは良くない。
ヴァンパイア・リンとセットで使いたい。
(編注:そんなひといません)
ガリュンバー・アイ

・オディーラ
枠がスペル枠になり、錬金になって帰ってきました。しかしコストがユニットなのは錬金デックには厳しい。しかも錬金デックの2レベルは激戦区なので、見かけることは滅多にないかと。
・高峰椿
4レベルを2体並べて殴りたいデックにとっては頭の痛い1枚。
消耗品やスペルを減らさずに1対抗できるのはうれしい。
・ニット
スペル枠になって帰ってきたガンQ。
牛相手には良いけど、鉄巨兵的に一番止めたいエレオノーラは止まりません。
あと鉄巨兵のミラーとか寒すぎるだろ。
しかしマテリアル・コートが使えるので防御要員としてはなかなかのもの。
・M916
単眼系キャラが苦手な人にはお勧めできないカードその1。
普通にアイテムとして出てくれば良いのにと思ったりもする。
堕雷蛇カリギュラ

・オディーラ
何故か闇堕ち。ディアブロに欲しかった1枚でワラパンへの回答。
攻撃力依存なので、アビス・オーラとかで出力上げられます。でもブラインドネスは勘弁な。
・高峰椿
リメイクされるとき強化されるカードが多い中、たいして変わらないまま再登場。
つまりブロック1時代のカリギュラは、いまでも十分通用する性能だったということ。
こちらは耐性:電撃を忘れてしまったので、直接対決ならむしろブロック1版が有利まである。
スパーク、ヴォーテックスなども使えるようになったことだし、たまには闇堕ち前の姿でも活躍させてあげよう。
・ニット
堕ちた雷蛇。ダライダって、ダイダラみたいじゃね?
閑話休題、能力は相変わらず強いの一言。だが攻撃力準拠になったのは果たして強化なのか弱体化なのか。
ブラインドネスやエレオノーラが相手だとむしろ固定値の方が強そうな感じだが、アビス・オーラ等でブーストもできるのでそうそう悪い話ばかりでもない。
種族:ディアブロなので煉獄峡の上なら対抗数も増して安定して戦えそう。
オープンなら生前と合わせて6枚体制とか、やってみたいが…。
・M916
ま た お ま え か !
(少し昔に1箱からカリギュラが3枚でてきた状況を一言で表してほしいといわれた時の言葉)
鉄巨兵キュクロプス

・オディーラ
防御7が偉大。今までの錬金とは一体。なぜ枚数制限解除なのか。適当に強い。
あと倒しても達成感はない…。
・高峰椿
素で防御7、何か装備してさらに固くなる場合もあり、そんなユニットから何度も手札対抗できるのは強い。
手札がないと何もできずにやられるかもしれないが、何枚でも入るのであまり気にならない。
戦いは数だよ兄貴。
・ニット
6/6/7、スペル*、アイテム1が枚数制限解除とか頭が壊れたっぽい感じが堪りません。
これと熊でひたすらジャイアント・シールド回収からのバッシュって言われ続けたら相手はたまったもんじゃないでしょう。
ハイエルフや召喚陣を使えば戦場にばらまけるので、鉄人兵団ごっこでもしたら楽しいのではなかろうか。
・M916
単眼系キャラが苦手な人にはお勧めできないカードその2。
素直にサイクロプス復刻ではダメだったのか。
屍竜カリオストス

・オディーラ
大地を愛でるものとは一体…。基礎値が偉大。普通と対抗でダメージ属性が違うのもグッド。
使われたらめんどいカード。
・高峰椿
地形をたくさん入れた専用デックを組みたくなるユニット。
しかし、フルパワーを発揮するには地形もスペルも必要で、なかなか難しい。
単純にでかくて飛んでる魔枠要員として、適当なデックにお守り的に挿してみるのもありかと。
・ニット(イチオシ!)
久々の「今回のマグナ枠」。
大地を愛でるものに枠がついただけとか言われてるけど、基礎値はしっかりしてるし、種族的なマイナス要素もなくなってスペル枠2つもついて、これで英雄点はたったの1点。大変お買い得な1枚ですよ!
打点もしっかりあるので同時も安心、攻撃対抗相手には殴らない選択肢もある。
地形多めのデックになら適当に1枚入れておいて十分仕事するレベルです。
・M916
カードは紙幣であっても、偽札ではない。いいね?
ましてや城の地下に造幣所なんて無い。いいね?
アビス・ゲイズ

・オディーラ
ディアブロ必殺の一枚。火魔枠で安定対抗。固定値の正義。奈落なら10点。ディアブロには3詰みしたい。
・高峰椿(イチオシ!)
奈落での対抗10点が強力なのでディアブロ専用のような印象を受けてしまうが、素の6点でも十分な火力。
相手のデックタイプに左右されにくく、無駄になる心配が少ない万能スペル。秘伝でないので枠が合うデックなら採用を考えられるのはうれしい。
・ニット
火魔枠で撃てて奈落の上だとダメージが増加するキュクレイン・フラッド。
自分が奈落デックなら尚の事、そうでなくても奈落メタとしても十分な働き。
これを2レベル一人で撃てるエンプーサはなぜ枚数制限解除なのか。どうみてもスペック異常。
・M916
単眼系キャラが苦手な人にはお勧めできないカードその3。
終盤のハイパーゲイズほど、せっかくの備蓄や巻物を好き放題やってくれるクソゲーメーカー。
ロスト・ブラッド

・オディーラ
万能対抗…ダイスが振れればですが。魔で入れるものなかったら詰んでいいかと。
因みにヴラドの一族なら安定して運用可能。2枠のほうは割にあってない気がしますが、まあないよりは。
・高峰椿
ダイス目分のダメージを与えるのに比べ、出目が足りなくても攻撃力マイナスする効果で追い討ちできるのが特徴。ダメージも10点もあるので防御アップでよけにくい。逆に攻撃アップで回避されてしまう可能性はあるので一長一短。
巨兵装備でアイテム枠が増えた結果、2枠版が刺さったりもする。
・ニット
少々変わった効果のスペル。古くはブルー・ゲイルとか攻撃力を下げる効果とコンボのスペルはあったけど、1D以下というのが如何にも最近のモンコレっぽい。しかし相手に攻撃力を大幅に上げる効果でもなければ、エレオノーラで大体10点出ると書いてあるようなもの。
2番目の効果は、牛は死ねと書いてあるが、鉄巨兵や豚や巨神や一部の蜥蜴や戦乙女などなど多数の勢力が巻き添えを食っている。これを2レベル一人で(以下略
・M916
無用な動作を行って手の内を明かすくらいなら、さっさと使ったほうが利口である。
アゾールの黒い旋風カードレビューは以上です。
いかがでしたか?デック構築の参考または話のタネになれば幸いです。
次回は5月の新セットのレビューを予定しています。
それでは〜ノシ