2014年01月15日

ぎふもこカードレビュー ブロック:レジェンド・後編

カードレビュー後編です。前編はこちら、中編はこちらからどうぞ。

リュンクス
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・高峰椿
耐性のおかげでダメージ対抗によって落とされにくい。こいつから撃ってきたスペルが止まらなくて困ることも。
炎の魔神スルト、ボナコーンなど味方を巻き込んでしまう能力とも相性が良い。

・なんみん
耐性全てはこのLE環境では凄い盾である。対抗合戦で殺す手段が限られるのだ。
リュンクスから放たれるクラックを避ける手段はそんなにない。それくらい凄い。
2レベル群雄割拠といえど最優先で採用されるべきカード。9点。

・まんじゅ
2レベル最強クラスに突如名乗りを上げた怪物。
以前は戦闘スペルと儀式では殺せないという面倒な生き物だったが、その能力が全ダメージ耐性という形で復帰。結果として七色の火口箱などのアイテムや特殊能力にも機能する様になった。
スペル:*を持ち、こいつからスペルを撃てば大体通るという悪魔超獣。無属性で2点以上出せればいいのだが、無属性の対抗ダメージなんてものはそうそうあるものではない。
一応髑髏の騎士ゲイルで除外できるが、2レベルに寝転んでアドバンテージになるのか?というジレンマを生み出すモンスター。

・ニット
耐性:すべてのダメージ属性、って新しい表記を持って復活。なぜだかスペル枠があります。
こいつが撃つスペルは直接打ち消されるか、無属性ダメージでしか止められないので、レジェンド環境においては最強クラスの2レベルでしょう。

・かわまのひと
唯一常備能力枠の変更が入ったユニット。やはりあの枠では入りきらなかったか・・・。
神なる時蛇ペール対策として入れてるのを見るけど、それでも英雄点3は強い。

・M916
プチ儀式だったりする相手には儀式スペル耐性が有効とはいえ、ガチな儀式デックだったらやっぱりどうしようもないという感じはぬぐえません。
2レベルで攻撃力3という点を生かして戦いたいですね。
(編注:リュンクス

ワイト
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・高峰椿
レベルを参照する効果とのコンボ要員。そういった特殊能力を持ったユニットはひ弱なことも多いので、防御4はうれしい。壁にしたいけどコンボのためにも大事にしたいので悩ましい。

・なんみん
バイト戦士から正社員に。ホイホイ仕事に行けなくなった死体。
相手のレベル下げれるのでコンボの起点になり、それゆえに死にやすい。スペル枠もないので、ケアするのが少しキツイ印象。
とはいうものの、コンボできれば大型でもお構いなしで、基礎値もあるので仕事はできる。
デックは選ぶが仕事としては8点。バイトできれば9点なんだがなー。
(編注:「※新しい媒体」を使用して手札に帰ることを俗に「新しいバイト」と言った)

・まんじゅ
ちゃんと死ぬワイト。手札に還る能力を捨てた代わりに基礎値アリアリに。
2レベル防御4点という能力はえらいが、随伴ユニット及びスペルがないとゴールデン・アルマジロに劣る。
4−2−2構築のほうが使いやすいが単純に壁として優秀なので6−2構築でもいける。
敵軍ユニットだけになってしまったがレベル:−10というのは0が見込める大変強力な値。
一緒にいる採魂の女神ブリュンヒルドブラインドネスDualを受けても平気。
(編注:ワイト1枚ではレベル:―14または−17以下にならないため、ワイトが2枚必要です)

・ニット(イチオシ!)
ワイト好きなんですよ、ワイト。とってもチャーミングじゃないですか、ね?
復活こそできなくなったものの、攻防+1でステータスだけ見たら異常な強さですよ。
レベルドレインはレベルコンボの基本効果。相方はワイトが過労死するレベルで揃ってます。

・かわまのひと
バイトしないと言われているワイトさんですが、ここで元総理からのコメントをご覧下さい。

・M916
万能な壁かつレベル関連のカード全般とシナジーを持て引く手数多なユニット。
可能な限り※新しい媒体を使って酷使されたり、本陣攻め前にわざと死んで手札に戻されたり。
文章にしてみると結構可哀想なユニット。
(編注:ワイト

血まみれ修道女
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・高峰椿
即時召喚で出せるのが、他の属性コンボ要員より優れているところ。素で当たる相手のいるところへいきなり出してやるようなこともしやすいので、コンボ以外に対策カードとしても使っていけそう。

・なんみん
R−18だと思うんですよ・・・。最近のカードゲームで、殺人現場のカードとかあるのかしら。
即時で出てきて、聖に3Dダメージ。相手が聖に寄ってればいいのですが、そうでないと虹の雫の精霊などワンクッション置くことになる。
あまり対抗数を稼げなさそうで、盤面維持できなさそうな印象。デック構築によるので6点。
(編注:一応ありました。)

・まんじゅ
死ねェー!と叫んでいた彼女だが優しさを垣間見せる様になった。
ダイスをいっぱい振りたい人は木霊の上に突撃させよう。武士モンコレが必要ダイス4個以上になったのは大体こいつのせい。うそです。牛魔王ミダスのせいです。
種族がハグなのでモスマンやドライアドでハグしてあげると血の涙を流して喜びます。

・ニット
レッサー髑髏。基本は虹の雫の精霊とコンボですが、トランスフォームで1人コンボも可能。
これがいるならワルキュリア鎮魂隊は黄昏のワルキュリアにくれてもよかったんじゃあ…と思ったりも。

・かわまのひと
「教会」違いでした。

・M916
魔属性なのに聖スペル持ちという珍しいユニット。つまりリザレクションディスペル・マジックが使える。
死亡ではありますが属性コンボも可能なので、髑髏の騎士の繋ぎという考え方も。
(編注:血まみれ修道女

サイクロプス
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・高峰椿
ユニットをコストにできて、アイテムとスペル枠もあるので、スペルデック相手なら手札がみんな対抗というような状態になる。枠を気にせずに何度もスペルへ対抗できるのは強い。
ダイス依存なので、ホーリィの手記デック対策に効果的。

・なんみん
SHOCK!
打点が高いが倒したいのは防御8とかだったりする。邪眼もハマるとなすすべなく相手が死ぬ。
ジャイアントを握るのもそこまで難しくないので、スペルデックには強い。あ、でもアイテムには弱そう・・・。器用でいいカードです。8点。

・まんじゅ
かつてイケない事をしすぎて神の粛清を受けてしまった一つ目巨人。以前の面影はなんとやら、使いにくいユニットになってしまった。
だが決してやることが無い訳ではなく、神なる時蛇ペールやカース・コアトルに対しては絶大な制圧力を持つ。蛇を殺す機械じゃないか・・・。
今回木霊シナジー?が大変多いが、こいつの場合木霊の上でやっと一人前なあたりよっぽど前世でやりすぎたようである。半裸の2号。

・ニット
コストが微妙に厳しいですが、裏を返せば手札のカードが全部対抗札になるともいえます。
とはいえ、能力を生かすには相手にスペルを使ってもらってナンボなので、アイテムとスペル枠は相手の攻撃を受け止められるものを用意する必要があるでしょう。

・かわまのひと
2レベルのジャイアントがリトル・ジャイアントしかないので、うーん・・・という印象。今後の追加に期待。現状だと場草津王(一発変換)と同じ匂いがする。
木霊の上で使いたいけど、これ以外の種族:ジャイアントとシナジーが無いので逆に利用されてしまうオチが。
後、何回も言うけどアーク・デーモンは種族:ジャイアント。

・M916
相手のスペル封殺しながら自分は悠々とスペルを使う酷いユニット。
ラック握りながら名馬「ワールウインド」と一緒に先攻パンチされると、対策取ってないスペルデックはゲームオーバーになることも。
(編注:サイクロプス

テラー・ドラゴン
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・高峰椿
相手の地形をとった後で代理地形に置き換えるというのは割とよくある流れ。そんなときカードを使わずに地形を潰せるのはお得な気分。代理地形を使わずに済めば別の場所に地形を配置することもできるので、うまく次の展開につなげたい。使うのを忘れたまま普通召喚を始めてしまわないように気をつけたい。

・なんみん
7/7で強そうに見えて、実はスペル枠がなくてあっさり死ぬ。
なんでやろう・・・強そうに見えるのに。こんなゴミのような瘴気を纏うからいけないんだ、6点。

・まんじゅ
復活した我らが魔竜(笑)様。僕の初めて引いた極稀であり、とても思い入れのあるユニット。
復活にあたってスペル枠1つを防御点にして帰ってきた。特殊進軍は相変わらずの睨み性能を見せるが、漂う瘴気は産廃もののゴミに。
効果の適用がメインフェイズ終了時なので相手の地形を潰すためには、相手に有利な地形で勝利する必要があり、それを成す力も無いのが実際である。せめて耐性:猛毒を持って沼勢力か、スペル枠が3つあれば・・・。
同時になればその基礎値で圧倒的な力を見せてくれるが、それならば即時できるアビス・ワームのほうが便利でありテラー・ドラゴンである必要性はない。
現状どこにも居場所がない為こだわりが無ければ一切の考慮に値しないかわいそうな魔竜である。
絶望のあまり卓上の羽の生えたガンダムに有効活用の方法を乞うが、ゼロは何も答えてくれない・・・。

・ニット
防御7になった代わりにスペル魔魔→*に変更。微妙にこの変更が痛いです。
基礎値はあるんだけど対抗足りず、というパターンに陥るケースが多いでしょう。
特殊進軍を生かす以外に生きる道があるのだろうか…。

・かわまのひと
ペール「しょせん タイダルウェイヴを使ったお前に私を倒す力はないはず!」
テラー「ペインを使うときがきたか・・・」
ゲイル「やめろっ!そんなことをしたら・・・」
シン「無茶な、そなたのレギュ違反がばれる!
テラー「この命、すべてダイスに変えて貴様を・・・倒すっ!!」

・M916
攻撃力がなんと7もあるのが特徴。しかも特殊進軍も持っているため、迂闊に空き地は作れません。
渡り歩いた挙句、インフェルノで盤面を火の海にしたいと考える所ですが、そんな事やっちゃうとテラー・ドラゴンも大体にして死ぬので注意。
(編注:テラー・ドラゴン

ヴェノム・ブレイド
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・高峰椿
今までの+4できるスペルは秘伝だったり何か装備していないといけなかったりしたので、それと比べると誰からでも使えて、使う相手が誰でもとりあえず+2できるというのは明らかに強化。
魔のユニットがそれなりに入っていれば他の属性のユニットが入っていても採用できる使い勝手のいいスペル。

・なんみん
1枠で+4は素晴らしい。これさえあればテラドラだって…と言って出て行ったテラドラが捨て山で発掘される事件が頻発。
黒い翼の天使ラフェロウとかが握ってると凄い安定感が出る。7点。

・まんじゅ
実にわかりやすく強力なスペル。これで秘伝じゃないというのだから驚きである。
できればブロック1のダークエルフか沼勢力に欲しいスペルではあるが、ディアブロ勢力に耐えるという選択をもたらした救世主である。
魔属性以外にも効果が無い訳でもないので、出力は落ちるが、意外なところで役に立つ聖者のような奴。
これが無ければ上記の魔竜はストレージから抹消されかねないほどのスペルである為、このスペルを使用する時は聖地に向けて礼拝をしなければならない。
だが別に這いずるものという凶悪なイキモノが居たのでテラー・ドラゴンの存在価値は無かった。

・ニット
魔属性限定のシャラク。秘伝とは一体何だったのだろうか…。
サキュバスとのコンボに使うもよし、髑髏の騎士ゲイルの魔枠を有効活用するもよし。
個人的には、是非ワイトに使って防御8点キャッチって言ってあげてほしいと思います。

・かわまのひと
もうここまででも十分にヴェノム・ブレイドの勝ちは圧勝に決まったのだがさらに攻撃は続く。
次は見た目に注目するのだがレイジング・ブレイズはただのひょろっとした弱そうな形。あれが攻撃されてもあまり痛くはない。
しかしヴェノム・ブレイドは尖った部分が多くあの部分でさらに敵に致命的な致命傷を与えられる。色も黒っぽいのでダークパワーが宿ってそうで強い。
ちなみにダークパワーっぽいのは不滅の聖騎士が使うと光と闇が両方そなわり最強に見える。
闇の波動で捨てると逆に頭がおかしくなって死ぬ。

・M916
スペル版トリカブトといった所。
魔スペル持ちで先攻ウィニー系のデックが作りづらいため、なかなか運用が難しい。インプで使う…?
(編注:ベノム・ブレイド

シューティング・スター
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・高峰椿
防御4のユニットがこれを装備することで、レジェンド環境にたくさんある4点ダメージのスペルを避けられるのが利点。
アイテム枠のあるユニットは入っているけど消耗品をたくさん入れられるほどではない…というときに、アイテム枠を活用できる。

・なんみん
弓矢=強そうという固定概念から使ってみましたが、あんまり…。基礎値上げるのが主目的か。
矢スペルはあんまり信用ならず、アイテムつけてまで撃ちたいスペルでもないのが大きい。
6点。進軍範囲とか変わればなぁ・・・。

・まんじゅ
Q:射手デックのバランスが上手くとれません!助けてください!
A:まずシューティング・スターを窓から放り投げます。かつての様に空を飛ばせてあげましょう。やさしい!
4レベルのユニットが4点じゃ死ななくなる。あと採魂の女神ブリュンヒルドが後攻でも4レベル食えるようになる。それだけ。

・ニット
なんだか進軍タイプ:飛行を付与、って書いてないか、つい確認したくなる1枚。
イニシがつく代わりに種族:魔弾の射手がつくようになった冥剣ブランディッシュ
レジェンド環境では髑髏の騎士ゲイルの防御が5になるのが色々と偉い。
種族の付与も、パワー・ボルトで魔枠が有効活用できるので悪くはないかな。

・かわまのひと
かくして猟場(ここ)は猟師(あたし)の手の中に。
有象無象の区別無く、私の弾頭は許しはしないわ。

・M916
進軍タイプが飛行になるという事で、さまざまなデックタイプが創造されました。いい意味でも悪い意味でも。
髑髏の騎士が召喚され、この装備品がつけられたら、大体ゲームも終盤手前です。
(編注:シューティング・スター

魔法陣「湖」
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・高峰椿
この手のカードにありがちな「英雄を除く」という制限もなく、6レベルならなんでも出てしまうのが強い。後攻1ターン目に一歩前からスタートしたり、地形を広げると同時に飛行ユニットを召喚したりと、素早い展開を支えてくれる地形。
勢力はロスト・ワールドだけど、恐竜はリミットが埋まっているより即時召喚でどれが出てくるかわからない状態のほうが強いような…?

・なんみん
6レベルがかなり強い環境なので、普通に差し込んで展開するのがベター。
英雄もいけるので、豊富な6レベル英雄で盤面を埋め尽くしていこう。7点。

・まんじゅ
種族を選ばないが6レベル専用のリチュアルみたいな地形。召喚は配置時にしかできない為、ジャッジを呼ばれないよう気を付けよう。
逆に配置時のメインフェイズ行動として召喚が行える為、配置→召喚→他のユニットの進軍→普通召喚と動かす事ができる。

・ニット
ブロック3のリチュアルみたいに、配置時のみ召喚可能となった魔法陣。ずっと使えたら強すぎるんですけどね。
ドラゴンやジャイアントの2−6デックは展開力が命なので、これがあるとないでは大分違いますね。

・かわまのひと
やっぱり「湖」が「がばーーっ」と空いて出てくるのはドラゴン、ジャイアント、恐竜じゃなくて錬金生物かと。

・M916
デックによっては第2の本陣(召喚的な意味で)となる地形。
デックを組むにあたって、何かと候補から外れやすい召喚補助地形ですが、うまく運用できたときの展開力は目を見張るものがあります。
(編注:魔法陣「湖」

ブロック:レジェンドのカードレビューは以上です。
いかがでしたか?時間のねじれが発生しているようなレビューが多々ありましたが、今回のレビューもデック構築の参考または話のタネになれば幸いです。
次回はブロック:リヴァースのレビューを予定しています。
それでは〜ノシ
posted by 管理人 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | カードレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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