2013年11月07日

ぎふもこカードレビュー ジオテランの歌姫・前編

みなさんこんにちは!特別攻撃してますか?
ぎふもこカードレビュー第十一弾「ジオテランの歌姫・前編」です。
今回は5名のぎふもこスーパーレギュラーにカードレビューをお願いしました。
執筆していただいたのは
・高峰椿
・なちょった
・ニット
・迷宮王みづのー
・M916

の以上5名です。お忙しい中ありがとうございました。

今回レビューするカードは、各レビュアーからレビューを書きたいカードを集計し、そこから選んだ計20枚のカードです。今回は前編ということで10枚を紹介します。

では「続きを読む」からどうぞ!

強欲なる女帝ブリアンナ
5d_007.png

・高峰椿
即時召喚不可とはいえ3/3の体力は魅力。イニシアチブを加速する能力があるが、相方が6レベルばかりなのはがっかり。
オープンならブロック1版はまだまだ現役。

・なちょった
狂戦士の加速要員。ミノタウロスとハイオークなら英雄であっても即時できるので、結構な悪さのできそうな一枚です。

・ニット
ブロック1アペンドパックからの再登場。即時が出来なくなったが、基礎値は3/3に増えた。
ハイオークと牛が即時出来るが、WXだとどちらも6レベルなので、1枚でリミットが埋められる。
しかしイニシを付ける効果は現状狂戦士を装備できるのが6レベルのハイオークか爆殺王のみなので加速装置としては微妙。
狂戦士の魔剣オルクスと一緒にいて+6、本陣ならブラックホークの強襲兵等のイニシ+2持ちを呼んでイニシ+8が関の山か。
地の戦闘力はあるので、生かせるデックが組めたら化けそう。

・迷宮王みづのー(イチオシ!)
ジオテランの歌姫全カードの中で唯一「ミノタウロス」と書いてあるカード。わたしは悲しい。
4〜6レベルの多いミノタウロスとハイオークの展開を強力にサポート。巨神姫エスリンと同じく英雄も即時召喚できるため、単騎で立たせておくだけでも相手へのプレッシャーになるし、単騎進軍から相手本陣を落とすことだってできる。
即時不可なのがネックだが、その分自身の基礎スペックが高く設定されているため、戦闘でも足を引っ張らない。

・M916
即時召喚できないというのは大きなデメリットだが、英雄を含む即時不可ユニットを即時できるのは大きなメリット。

赤髪の傭兵ボルカノ
5d_008.png

・高峰椿
捨て山の魔剣がコストということで終盤向けのカードのようにも思うけれど、序盤からずんずん進んでいけるのも強み。
お供が連れていけなくても魔剣が2本あれば8/8〜9/9あたりにはなってるので、一人旅も十分可能。

・なちょった
押し込まれたときの一発逆転が狙える人。無論、押し込まれていなくとも体力に任せて突っ込んで、敵軍本陣前を落とす→本陣に突っ込むといった行動も取れるため、数回の戦闘に耐える手札があれば、速攻で相手本陣を落とすことも可能です。

・ニット
4/5/5、アイテム2とスペックだけ見たら何事。魔剣を2本持ったら4/9/9、スペル2枠まで伸びる。
能力はオンリーワンである再進軍。ヘタ打つと本陣to本陣を決められかねないので、見かけたら注意が必要。捨て山除外がコストのバルカン能力も再進軍能力との相性○。
しかし、それだけで勝てないのもモンコレ。イニシが無いのに先攻取れないと割とする事が無いのと、再進軍できるのは自分だけなので、ご利用は計画的に。

・迷宮王みづのー
アレックスに続き、あのボルカノもユニットとして参戦。いやあすごい時代になったもんだ。
●再進軍は召喚術師カードだったときの変更ルールを彷彿とさせる能力で、勝ったらもう1回進軍できるというシンプルながら強力なもの。ただこのユニットにしか適用されないので、できれば魔剣を2本装備して基礎値をブーストしておきたい。
アイテム2を持つのでアイテム単のデックでも採用できそうだが、英雄点2点分の働きをするかと言われると正直怪しい。採用は慎重に。
因みに同時攻撃でも●再進軍は効果を発揮するので覚えておこう。

・M916
ボルカノ×3、魔剣47みたいなデックを一度は作ってみたい。
2回程対戦したら飽きそうですが。

碧鱗の強襲艇
5d_015.png

・高峰椿
攻撃力3、チャージ+3というユニットはよくみかけるが、もともと攻撃力6あるというのがそれらに対する強み。 同時、後攻で無駄なく強いです。
リザードマンデックにすると艦船であることはあまり活かせないかも。

・なちょった
即時で出てくる上に、攻撃力が6もある、わかりやすく強いヤツ。
艦船なので、リザードマンだけでなくブラッドホークのデックにも入れます。

・ニット(イチオシ!)
4/6/4、即時可、アイテム1というスーパーユニット。基礎値バンザイ!
大瀑布シャンシン、ブラッドホークで先攻を狙ってとにかく殴る。それだけで相手はイヤンな顔をすること請け合い。
碧鱗の揚陸船と違い、同時でも後攻でも打点が出るのも魅力。6点でも足りない?じゃあ勇敢の薬飲んどけ!

・迷宮王みづのー
4/4が多い一般リザードマンたちの中で一際目を引く6点パンチャー。代わりにアイテム1枠しかないが、そのシンプルさがいいのだ。
種族:艦船であることを活かし空賊船長ブラッドホークと組んでみるのもいいかもしれない。

・M916
鈍獣王ナメられすぎ。

リザードマンの影武者
5d_016.png

・高峰椿
他にコストも要らず、転がるだけで+4&+4という破格の性能。ただし対象が狭いです。
普通に組むと即時召喚可能なユニットだらけで使う相手がいないこともありそう。

・なちょった
シャンシン&ジエン私達も碧鱗四将軍だが私達では覚悟はできないと?」
影武者「はい
シャンシン&ジエン「あそこの揚陸船とならできるのに?」
影武者「無理です
・・・こんな会話を想像してしまいました。
条件付とはいえ、こいつが行動完了するだけで攻防+4は強いです。

・ニット
対象が即時不可限定の迷宮守備兵。その代わり修正値が+4に。
ただ、この手のユニットは自分をパンプできないと真っ先に狙われて対抗の無駄打ちさせられるのが微妙に弱かったりするのでなんとも言えない評価。
ドウンツァンマオのように対抗枠の豊富な即時不可と組んだら割と活躍するんでは無いだろうか。

・迷宮王みづのー
なんと往年の名カード、ドミニオン・ナイトと同等の修正値を与えるユニットが登場。対象がやたら限られているから許されたのだろう。
是非碧鱗の四将軍チュエンとタッグを組ませてあげたい。碧鱗の王ツァンマオでもいい。

・M916
即時するタイミングを考えないと、使いたいタイミングに限って使えないなんて事になりそう。

花園の歌姫ブリュレ
5d_025.png

・高峰椿
生き延びれば対抗不可というプレッシャー。
他の歌姫と違い、いるだけでは攻撃も防御も上がらないのでスペルで耐えてやる必要がありそうです。

・なちょった
歌姫デビューのために露出を増やされたという、かわいそうな娘。
なぜかドワーフも対象に入るため、こっそりドワーフデックに何枚か入れておくと楽しいかもしれません。

・ニット
土属性からの考察候補がこれともう1枚しか選ばれていないってのは流石ぎふもこスーパーレギュラー陣と感心ひとしきり。
フロマ様に続くビッチかと噂されていたがイロモノなのは見た目だけで中身は清純派?歌姫だったようだ。
しかし、能力はやっぱイロモノ。ドワーフ支援と見せかけてドワーフキラーの急先鋒。ゴットドンは死ぬ。
イニシ−3は同時避けとも言われているが、先攻取られたら相当酷い目に合わされるので止むを得ないだろう。

・迷宮王みづのー
竜鳴のエルザが英雄になるとこうなる。
他のふたりと比べてパンプ能力があるわけではないのでデックへの優先度的には低めだが、1枚入れておくとスゴイ角度から本陣を落とすことができる。
大量のナスホルンの園丁隊白き石の王ナスホルンを入れたスペル型ドワーフデックに入れるのもアリ。ありがたい説法が3回も聞けるぞ!

・M916
「耐性:特殊能力」を付与する戦闘スペルは、きっとこの先出てこないんだなぁと思いました。

スリーピー・ホロウ
5d_028.png

・高峰椿
複数枠付いたら小型〜中型を能力連発で封じ込めることができます。
噛み合っていない状態でも、チャージ/ディフェンダーで一応戦力として見られるのはいいところ。

・なちょった
ほぼ歌姫デック専用の体力要員。能力はダイス依存のため、あたらない時はあたらないと割り切って使ったほうがいいです。
壁や打点要員として優秀なので、適当なパーティで殴りかかるときにどうぞ。

・ニット
今回の土属性の中でかなり危険な香りがする1枚。ダイス目次第とはいえ、使い減りしないスリープが撃てるってなんぞ。
とはいえ、枠は歌姫か地形がないと付かないが、最大3枠まで付くとなると話は変わる。
さらに、防御5にチャージ/ディフェンダーまで付いて即時召喚可能って何さ。

・迷宮王みづのー
使われてみてわかる鬱陶しさ。4レベル主体で手札から除去が飛ばないデックだと本当に苦労する。事実ブランニューのリザードマンデックはこれと歌姫2枚のパーティで完封されました。
しかもチャージ/ディフェンダーまで持つためアタッカーとしても優秀。
防御力も5点あるためいろいろなカードに引っかからないのもイヤラシイ。

・M916
みづのさんが強いって言ってたから強いんだと思います。

ブラッドホークの空賊船
5d_046.png

・高峰椿(イチオシ!)
バードマンの常識を打ち破る防御6。
頑強の薬で防御11なんていうと、バードマンデックなのに後攻でも耐えます。
隊長が出ればお手軽簡単にイニシアチブ+6が稼げるのもいいところ。
先攻一辺倒では心配という方には4レベルの船よりおススメ。

・なちょった
でかい。飛んでる。アイテム2枠。 何枚でも入れられる。
弱いことは何も書かれていません。
アイテムデックで、適当に大きいヤツがほしいときにどうぞ。

・ニット
前回の爆殺兵に続き、何故出したし、と言われる1枚。枚数制限解除はやりすぎだろう。
といってもこれがそんなに何枚も入るデックは限られそう。ブラックホークや鳥人聖域で即時したり、ブラッドホークのいるところへ展開するなど、多面展開されるとかなり面倒な事になりそう。飛んでるアイテム2ってのも強い。
ブラックホークでイニシ+6、鳥人気流でイニシ+9、本陣で隊長を添えてイニシ+12まで行くと他のデックでは簡単には捲くられないレベルかな。

・迷宮王みづのー
間違いなく過去最大のバードマン。鷹眼のバトルシップよりデカい。しかも何枚でも入る。
代わりにイニシを持っていないが、攻撃隊長ブラックホークなどが引っ付けばたわけのような速度になるし、後攻取ったからといって簡単に死ぬもんでもないのであまり気にならない。実際頑強の薬飲まれて攻撃が通らないことがありました・・・バードマンなのに。
これと隊長ばっかり入れたデックは手軽に組めて強いので、是非お試しあれ。

・M916
勢力が「海賊都市クロスボーン」となってるので構築に注意。

烈風王レスカーヌ
5d_047.png

・高峰椿
このサイズが先攻とって11点は強い。
防衛時は相手がたくさんいても、能力を使ってあえて全滅させない立ち回りなども面白いです。

・なちょった
なんだかまったく別のユニットになって帰って来た鳥。
ハーピィデック以外にもビーストと風枠さえ合えばいろいろなデックへ入れられます。

・ニット
3レベルくらい大きくなって帰ってきた鳥さん。イラストも以前と変わらぬタグジュンです。
能力は全然別物、でっかくなってスペルを覚えたグレート・グリフォンって感じ。
ブロックWXの風スペルはクセが強いので、風風*という枠を上手く使えるかどうかがポイントになりそう。
英雄点はついているが当たり屋的なイメージ。やられても心が痛まない。

・迷宮王みづのー
通算3度目の登場。5レベルだったのに一気に成長して8レベルとなった。除外→破棄→ダメージと能力は弱くなったものの、代わりに基礎スペックが底上げされたのでトントン・・・かなあ。
英雄点が軽く、飛行でイニシも最大で4まで増えるため当たり屋に最適。タイダルウェイヴなどに引っ掛かりにくいのもポイント。

・M916
最近の環境では、イニシ+4程度で先攻を取るのは難しい。
後攻をとった場合の運用を心がけましょう。

獅子の女神セクメト
5d_053.png

・高峰椿
能力がどちらで発動するか予想ができていた方が使いやすいと思うので、ある程度どちらかの属性に染めていくほうが好みです。
イニシアチブ+5のほうが強いですが、ユニットを火でまとめると聖枠があまりがちなので、構築の工夫のしどころかと思います。

・なちょった
打点がほしかったら、とりあえず山札一枚捨てて見る。 火聖が均等になるような組み方だと、どちらが発動するかわからないので、できるだけ偏らせた組み方が望ましい(たぶん聖属性に偏ると思いますが)。
先攻を取る形のバステトデック用のデザインだと思われますが、レベルが6のため肝心なところの噛みあわせが悪いように思います。それでも飛行進軍でイニシアチブと十分な枠を備えるため、活躍できると思います。

・ニット
山札切って強化される謎生命体。バステトなのにスピリットとか意味不明です。でも種族:バステトのおかげで火枠の選択肢が豊富なのは凄くイイ!さらに6レベルなのに4枠あるのもいい所。
後は判定間際に相手領土に置いておくと攻められて能力起動→先に引ききって次のターンで終了とか言えるのも面白かろう。
歩行主体のバステトデックにおける貴重な飛行進軍なので、上手く活用したい。

・迷宮王みづのー
復讐の魔神アラストールを彷彿とさせる能力を持ったユニット。
スペル枠が多い代わりに基礎値が低めなので、積極的に能力を使ってパンプしたい。どっちが当たっても攻撃力が増えるのがうれしいところ。
種族や勢力こそバステトだが、別に能力はバステトに関係ないため、火聖ユニットが多く入るデックに入れることも可能。まぁそれがつまりバステトデックなわけなんだけど。

・M916
上手いプレイヤーは相手のターンで山札引ききって判定勝ちがうんぬんって状況になるようヨセてるので、テキトーにやって毎回できるものではない。

バイオ・レイヴン
5d_056.png

・高峰椿
地形をたくさん入れると対抗が薄くなりがちなのをカバーできるカード。
奈落、沼、魔海など地形をコンセプトにしたデックとの相性良好。

・なちょった
地形デックに必要なユニット。手札にあまった地形をユニットの基礎値に変えてくれる便利なやつ。思いつくだけでも、ディアブロ、沼、深海生物での活躍が期待できます。
他にも地形多目のデックならどこへでも入れられるのでかなり便利。
ただし、地形が無ければ枠の無いただの鳥なので過信は禁物です。

・ニット
なんだかそのまんま戻ってきた烏。
ディアブロ/ビーストなので、シナジーは色々。地形多めのデックということで、ディアブロならプルートー主体のデックになるか。沼の方がすんなり入りそうではある。
対象がユニット1体である事を知らない人がボチボチいるんでご注意を。Mたんシッテタ?

・迷宮王みづのー
Gレギュ末期に猛威を振るった汚い鳥が復活。全盛期にはユニットと大量の地形、ごくわずかなアイテムのみという今では考えられないようなデックが上位に食い込んでいたもんだ。
当時と環境が違うので同じようなデックは組めないが、ディアブロデックや沼デックのような地形を多く採用できるデックには居場所がある。マーシュ・バジリスクと組むと強そう。

・M916

一羽が飛び立つと、瞬く間に空を覆う群れに
その鳥は奈落を徘徊するかのように飛び回った。


このフレーバーテキスト読んでると、ヒッチコックの「」を思い出します。

前編はここまでです。
後編をお楽しみに!
posted by 管理人 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | カードレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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