ぎふもこカードレビュー第十弾「アポカリプスの魔剣・前編」です。
お陰さまでこのシリーズも第十弾となりました。ありがとうございます。
今回は5名のぎふもこスーパーレギュラーにカードレビューをお願いしました。
執筆していただいたのは
・なちょった
・ニット
・白蓮
・迷宮王みづのー
・M916
の以上5名です。お忙しい中ありがとうございました。
今回レビューするカードは、各レビュアーからレビューを書きたいカードを集計し、そこから選んだ計20枚のカードです。今回は前編ということで10枚を紹介します。
では「続きを読む」からどうぞ!
ラヴァ・ドレイク

・なちょった
強力な常備能力を持つ狂霊化ユニット。進軍能力に加えてファイア・クレストにも対応しているため、機動力はかなり高い。火属性寄りのデックなら入れてもいいと思います。
・ニット
今回の考察対象カードのうち唯一の火属性カード。
イニシ+2で先攻パンチからの対抗エレメンタル・バーンが基本の強い動き。
昔からの人にはおなじみの溶岩移動は相変わらずの微妙さ。耐性:火炎は偉いです。
どこまでいっても殴るしか能がないので、強く使うにはスペルチョイスの妙が重要になる1枚。
・白蓮
狂霊化した他のドラゴン同様、スペル枠が一つ*になり、地味に耐性:火炎も追加。
歩行ユニットだが進軍能力で前線に出やすいので、エレメンタル・バーン等を握ってガンガン攻めていける。
・迷宮王みづのー
先攻パンチからエレメンタル・バーン!あいてはしぬ。
エレメンタル・シールドで更にぶっ叩くのもアリかもしれない。
6レベルなのに防御が5点しかないの不安だが、その分攻撃力が高いので我慢しよう。
まぁ先攻か同時になればいいんや!
・M916
再録されるたびにスペックアップして帰ってきてくれる頼もしいドラゴン。
・・・それだけ時代がインフレしているとも言いますけれども。
海流門の如き同時進軍に君は(ルール的な意味で)ついてこれるか!?
碧鱗の揚陸船

・なちょった
縁の下の力持ち的な1枚。種族:リザードマン/艦船と、シナジーがかみ合っているのもいい。
碧鱗ノ国で組むなら、3枚積んでもいいカードだと思います。
・ニット
種族:リザードマン/艦船とブロック3強化のために生まれて来た1枚。
基礎値と枠だけ見たら英雄クラスのスーパーユニット。ツァンレンと組めば先攻8点、後攻でも5点で殴れ、砲弾まで打てる始末。イチオシは付けてないけどこれもイチオシです。
・白蓮(イチオシ!)
アイテム1、スペル水*、チャージと、持っている枠は優秀。
ラヴァーの甲板兵などでイニシアチブを補う必要はあるが、非英雄の攻め手としては十分すぎるユニット。
・迷宮王みづのー
ブロック3以降では英雄に匹敵するスペックを持つユニット。
ラヴァーの甲板兵×2+碧鱗の揚陸船っていう頭悪いパーティで先攻12点パンチから最大3対抗は驚異的の一言。
種族:艦船であることを活かしてクロスボーン砲弾を撃ち込むのもいいんじゃないだろうか。
・M916
先攻を取れれば、攻撃スタートから相手の対抗を封じればいいし、後攻をとれば水スペルをつかって凌げばいい感じのユニット。連環の計には気をつけるべし。
碧鱗の四将軍チュエン

・なちょった
別名フレイザード。
いろいろなシナジーを持つ上に、単体でもそれなりにやれるので、かなり扱いやすい。
スペル枠は能力で使いきれるので、アイテム枠さえかみ合っていればいろいろなデックに入るのが強みです
・ニット
みんな書くだろうから敢えて書かない某有名キャラのそっくりさん。
テキスト公開時から壊れ認定されてたけどやっぱり壊れでした。とにかく強い。
手札が悪いときも枠が無駄にならない。ヒート・インフレーション内蔵はやり過ぎ。
氷結晶に出張まである1枚。
・白蓮(イチオシ!)
某漫画の敵キャラみたいな風貌だが、使いやすいユニット。
能力はそれぞれ自身のスペル枠を使うが、対抗で使いにくい火、普通で使いにくい水なので応用が利く。ラヴァーは勿論、耐性:吹雪もあるので氷結晶やバイキングにも入る。
・迷宮王みづのー
先攻でも後攻でも強い器用な英雄。手札にスペルがまったく無くても戦闘しに行けるのが偉い。
耐性のお陰でアイテムユーザーの天敵フラッシュ・ファイアが当たらないのも嬉しいね。
・M916
スペル枠は使わなくても戦える。もちろん使っても戦える。
問題は先攻が取れるかという事と、スタメンに入れるかという所。
能力は器用ですが、手札対抗を優先すると使う機会が減ってしまうのが残念。
ナーガラジャほどではありませんが、魔女と相性がよさそうです。
ダンダーン

・なちょった
お手軽即時ユニット。基礎値の塊な上に耐性津波まで持っているので、結構落ちにくい。
適当なリミット10の地形に適当な2レベルで進軍→即時ダンダーンとかやると相手は嫌な顔をします。
トレンチの大深淵で水枠を持たせたりすると更に嫌な顔をすると思うので、嫌がらせにどうぞ。
・ニット
でかい即時。基礎値の暴力です。1ドローも美味しいので予備進軍なんかに最適。
「同時で良いから」とこんなのに攻められては全く堪りません。
・白蓮
基礎値の暴力とはこの事。相手に何か消耗を強要出来るユニット。地味にドロー能力もある。
適当な10リミット地形に深き者どもの王進軍→即時召喚で相手を驚かせよう。
ポイズン・スプラッシュやスリープ・デイであっさり止まっても泣かないように。
・迷宮王みづのー
タイプ:魔海に即時した段階で仕事終了。うっかり相手をやっつけられると宇宙。
トレンチの三角海域差し込みから繋げてみよう。
・M916
完 全 に 一 致
※魚が苦手な人は閲覧注意
魔海神ダゴン

・なちょった(イチオシ!)
過剰な攻撃力と進軍能力を持った強力なユニット。
全力を出せるのは多くて2回だが、過剰な攻撃力のおかげで別に開放しなくても戦える。
このユニットを中心にデックを組むと魔海が多く入るので、進軍能力も扱いやすい。
出した次のターンに相手本陣横に魔海を差し込んで本陣リーチをかけられたりするので、かなり強力な1枚です。
・ニット
弱い弱いと言われてますが、強く使うには地形ガン積みにした専用構築が必要だと思います。
水枠が付くトレンチの大深淵を上手く使って、なるべく魔海震撼を使わず本陣リーチできるとすごいプレッシャーになるでしょう。地味に耐性:津波でタイダル避けてるのも偉いです。
・白蓮
8レベルに下がって、いろいろとマイルドになって帰ってきた魔海神 。
能力はどちらも強力だが、スペルでの対抗しか出来ないので、状況次第ではあっさり落ちる。普段の戦いは他の深海生物に任せましょう。
・迷宮王みづのー
3代目の魔海神ダゴンは初代に似たスペックで登場。
序盤は若干弱めなので、できればトレンチの大深淵の上で戦闘したいところ。
中盤以降魔海震撼がコンスタントに使えるようになると途端に陥落能力が上がる。
・M916
−−ドラジェゲーにはどのような印象をお持ちですか?
「ドラジェさん?強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。
だけど、オイラは負けないよ」
−−ブランニューへの意気込みをお願いします
「えー、魔海、深海生物たちが躍動するオレのモンコレを、皆さんに見せたいね」
ナスホルンの重装兵

・なちょった
いくらでも入れられる壁ユニット。
イニシアチブ:−3さえあればいいので、単純な壁としてならバロールやストーン・ウォームなどと一緒に運用してもOK。適当なスペルのキャスターにしてもいい。
・ニット
50枚入る系スペルドワーフ。主にダイアモンド・ヘッド要員。
ドワーフデックはもちろん、マグネティック・エンプレスと組むのもあり。
ガントルの魔聖域との相性がよいです。
・白蓮
ドワーフの3レベルはゴットドンを始め、アイテム枠は豊富なのでスペル折衷型だと重歩兵より採用率が高いと思われる。
能力が発動しないと弱いユニットなので出来るだけイニシアチブ:−3持ちと組ませよう。
・迷宮王みづのー
死に際にダイアモンド・ヘッド撃つ係。
枚数制限解除されているため何枚やっつけてもどんどん即時で出てきます。
オリハルコン・トータスや巨神王バロールでも能力が発動するので、ドワーフデック以外でも使い道がある気がする。
・M916
防御+2など焼け石に水のような気もしますが、対戦相手がうっかり忘れている事に期待したい。 そもそも貴重な2レベルドワーフなので大切にしたい。
ゴットドンの弩弓隊

・なちょった
対飛行ユニット用ドワーフ。
ただしダメージはダイス依存なので、いざというとき不安が残ったりする。
一応歩行ユニットにも使えるので、一か八かで使ってみるのもあり。
・ニット
ブロック:エレメンタルの昇竜拳は歩行にも1D当たるようになりました。その代わり飛行には4〜9点と安定しなくなりましたが、6点固定よりは1/2でも7以上が狙えるほうが強いです。
・白蓮
飛行ユニットキラーの能力を持つ。1Dダメージなので安定はしないが歩行にも撃てるのが力自慢との違い。
出力が低いのと、3レベルなので現状他の勢力に出張し辛いのが欠点。
・迷宮王みづのー
ブロック2で言うところのガネーシャの武闘家。こちらは対地にも使えるが、対空に若干不安ができてしまった。1D+3はみんな大好きフラッシュ・ファイアと同等なのだが・・・。
ドリームテイルやニーベルング少女霊鳥隊を撃墜するにはいいかもしれない。
・M916
飛行/長距離飛行なら最低4点出てくれるので、最近流行の4レベル帯を主軸にしたデックならそれなりに当たってくれると信じたい。
もちろん1Dダメージにはなりますが歩行ユニットにもダメージが発生する点は心に留めて置きたい。
迫撃隊長レッドホーク

・なちょった
アイテム2枠は強いが、現状ではブロック1バードマンと雷神以外にシナジーがなく、少々物足りない感じがある。
種族的に防御が薄っぺらいので、結構あっさりやられてしまうので注意が必要です。
・ニット
サイズダウンして再登場。
ブランニューでは加速装置がないためアイテムグッスタに挿す程度でしょうが、オープンへ持って行けば良い活躍を見せてくれそうです。
耐性:電撃なのでブロック3の雷神デックに入れてもよいでしょう。
・白蓮
まだバードマンの時代じゃない。が、傭兵として他のアイテムデックに出番がありそう。
同じアイテム2枠の、黄金熊のモンブランはややデックを選ぶが、こちらは汎用性が高く、防御力が低いこと以外の欠点が無い。
・迷宮王みづのー
黄金熊のモンブランに続く2レベルのアイテム2。アイテム枠がたくさん欲しい重アイテムで使えるか。
バードマンの例に漏れず紙装甲なのですぐ死ぬ。相手のデックをよく見て誰からアイテムを投げるのがいいのかよく考えよう。
・M916
−−陽動隊長の印象はいかがですか?
「シルバーホーク?強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。
だけど、オレは負けないよ」
−−ブランニューへの抱負をお願いします。
「えー、バドマ、バードマンたちが躍動するオレのモンコレを、皆さんに見せたいね」
紅鷹のストームシップ

・なちょった
長距離飛行かつシナジーの塊。艦船、風神雷神、バードマンにそれぞれシナジーを持つ。
展開力も大きく使いやすいのもいい。
・ニット
長距離飛行のバードマン。艦船、耐性:竜巻/電撃シナジーもあります。その代わり防御が紙ペラなので対抗されたらまず死にます。
とにかく長距離によるリーチでプレッシャーをかけられるのが強みなので、隙をつくプレイングが重要になりますね。
・白蓮
希少な長距離飛行でアイテム持ち。ではあるが、まだバードマンの以下略。
アイテムデックで奇襲用に入れてここから砲弾打つと非常にいやらしい。
・迷宮王みづのー
クリムゾン・ウィングがアイテムを持つと防御力がごりっと下がるらしい。
いくら長距離飛行とはいえ、このスペックは厳しいものがあるとわたしは思う。
即時で出てきて5点砲弾を投げられるのは評価点ではあるのだが。
・M916
「サモン・シップ」を使えばお手軽最速本陣リーチ!
バードマンだってやればできる子!!!!11
・・・ほほう それでそれで? (AA略)
ニーベルング神速隊

・なちょった
ジーグルーデの亜種。
ただイニシアチブがほしいだけなら、こちらのほうが使い勝手がいいです。
基礎値以外に特にデメリットもないので、先攻型の偶数ビーストデックならいろいろなところに出張可能です。
・ニット
神獣の乙女のニューウェーブ。ジーグルーデと同レベルの加速力が即時で出ます。
神獣の乙女メタでパーティ対象のダメージ効果も増えていますが、圧倒的先攻はやはり強みなので、これまで以上に安定して先攻が取れるようになるのは良いですね。
・白蓮
ジーグルーデと同じ加速能力を持って即時可、チャージ持ちと展開時に便利なユニット。
スペル:*しか持たないが、非英雄ユニットにこれ以上文句をいってはいけない。
・迷宮王みづのー
神獣の女神ジーグルーデ(量産型)。ミラーマッチなどで兎に角先攻が欲しいときに使いたい。
チャージもあるので火力として勘定できるのもイイネ!
・M916
旧ジーグルーデに似たようなユニット。
即時できて先攻取りやすいとはいえ、今の時代4レベル防御3は厳しいか。
ビーストと無理矢理パーティを組むことを強いられているんだが、そのしわ寄せは自身のプレイングでカバーされたい。
前編はここまでです。
後編をお楽しみに!