え、してない? そうですか…。
ぎふもこカードレビュー第七弾「銀嶺のリヒテルス・前編」です。
今回は5名のぎふもこスーパーレギュラーにカードレビューをお願いしました。
執筆していただいたのは
・SASUKE
・サトウ
・なちょった
・ニット
・M916
の以上5名です。お忙しい中ありがとうございました。
今回レビューするカードは、各レビュアーからレビューを書きたいカードを集計し、そこから選んだ計16枚のカードです。今回は前編ということで8枚を紹介します。
では「続きを読む」からどうぞ!
ファラオの蛇使い
・SASUKE
ファラオデック用というより、ロスト・ワールド用に思える一枚。小型恐竜並べて防衛ってのもいいかな。
・サトウ
レプタイルを強化するカードですがダーナの人達と違って最前列とか書いていません。もともと基礎値にあふれたカードが多いので、即時で出てくると結構計算が狂ったりするのではないでしょうか。
・なちょった(イチオシ!)
パーティにいる爬虫類達を硬くする強力なアンデット。スペル:*枠を持つため、できることも多く厄介なユニットの1つです。
オープンではラプトリアン達やフレイム・バジリスクなどと一緒に運用すると強力です。
G2(ぎふもこ限定の非公認レギュレーション)では群れると強くなる蜥蜴たちと一緒に運用するのがお勧め。
・ニット
自動型で防御を配るスペル*持ち。賢い蛇デック組む上ではあると重宝。むしろアギアトデックではスペル*は便利だけどレプタイルの枚数次第では必須ではないかな。
他の使い道としては、恐竜デックの基礎値底上げに使えそう。スペル入れるかは別にして。
・M916
フィフィの調教師のように増えたスペル枠から対抗した方が今時のデックらしくて良い。
そんな事よりこれだけ「ファラオ〜〜」が出てきたのに「FS(ファラオ・スフィンクス)」が登場しなかったのが悔やまれる。
略奪船長アルメハ
・SASUKE(イチオシ!)
銀嶺のリヒテルスで一番ヤバイと思っている1枚。能力無視しても色々なデックに採用出来る! 詳細は↓↓
http://tocage.jp/pages/1349856844.html
・サトウ
枠と数字だけで採用してもいいくらいのユニットです。手札補充の効果は条件が厳しいですが、自分から狙おうとしなくても相手から見て攻めにくくなるので、あるだけで牽制になる非常に優秀な能力です。
・なちょった
英雄点1点だが破格の基礎能力を持つ船長。戦闘後に種族:艦船のユニットが2体以上残ってさえいれば手札を補充できるため、次に繋げやすいのも魅力。アイテムの入るデックならば入っていて困ることはない1枚だと思います。
・ニット
超絶スペックユニット。とにかく書いてあることがおかしい。2レベル、アイテム1、チャージなのに何故か防御が3もある。更にディフェンダーまであるので後攻でクロスボーン砲弾6点がおいしい。エヴァデックをはじめ色んなデックに出張可能なため何枚あってもさっぱり困らない。
・M916
アルメハ「勢力で組むより、構築の錬度を上げる方法があるというのか!」
ガトー「我々がこれから戦うレギュレーションは、艦船などでは倒せません」
アルメハ「待てガトー!?何のことだ!まるで意味がわからんぞ!」
海豹姫ウィンリィ
・SASUKE
4レベルでチャージ持っている枠持ちが即時できる時代って怖い♪
能力無視してもいい感じです。 でも、着ぐる…いやなんでもないです。
・サトウ
特殊能力「海豹の突撃」のコストは種族:ビースト。つまりこれは本人が突撃してるのではなく、周りの一般セルキーを投げつけて突撃させている能力ということでは?
2Dをどれだけ信用できるかは個人の判断として、無属性はえらいと思います。
・なちょった
即時召喚で出てくるセルキーのお姫様。英雄点1点とはいえ、このスペックが即時で出てくるのは強いです。能力はダイス目に依存しているため、ダイスが走ると強いですが、弱いときは2レベルすら倒せないこともあります。構築次第では能力が半分飾りになるかもしれません。
・ニット
セルキーの真ん中の子は英雄だったんや!決して何処ぞの機械鎧技師ではない。
評価ポイントは能力の無属性ダメージな点。ただしコストが縛られているので刺せるデックは限られる。吹雪デックよりレミングデックの方と相性が良い疑惑も?
・M916
ウィンリィ「しよ子ちゃん指名でお願いします!」
右セルキー「これは能力のコストだからね。しかたないね!」
氷の女王アリエスタ
・SASUKE
初めにこのカードを見た感想は、何これ強いんですけど、でした。
条件付きとはいえ基礎値があり、スペル枠が水**と充実。そして、使用条件は厳しいものの強力な特殊能力。殴って良し、対抗して良し、な私好みのユニットです。
・サトウ
銀嶺のリヒテルスが誇る二大女王の片割れ。ホワイト・ブレスで耐性:禁呪を与えれば、そのサイズもあいまってブロック2魔女に対して非常に有利に戦えます。
・なちょった
基礎値は欠けているが、お供がいると途端に本気を出すお姉さん。スペル枠も水**と豊富にあるため、対応能力は高い。普通タイミングではあるが、水*枠を消費して宣言型特殊能力が使えるのも魅力。ただし能力を使うと、あっという間に枠が消えてしまうので注意。
・ニット
今回のマグナ枠その1。何故アンデッド?!
天運ユニットのくせに同時に弱い。どうせなら基礎値は7/7で耐性:吹雪持ちユニットが2体以上いないと−2/−2の方がそれっぽかったかも。流石に強すぎか。
お供さえ切らさなければ側面から本陣狙える強さ。
・M916
お前は私を倒すのに「□岩投げ」が必要だと思っているようだが… 別に無くても倒せる。
琥珀の皇妃フィフィ
・SASUKE
なんか病んでる気がするのは私だけでしょうか。
手札使わず対抗出来るのは良いですね。ファラオデックは強力なので、今後目にする機会が増えそうな1枚です。
・サトウ
自己完結している能力が非常に強い。本人の能力が攻撃対抗なのでここはやっぱりファラオ・パイソンと一緒に並べたい。
・なちょった
強力な能力を持ったラストエンペラーの皇后様。ブランニュー、ネオスタン環境下で攻撃宣言したくないユニット。枠が多いので対応力は高いが、宣言型能力使用の代償が土枠のため、コストが足りずに小型ユニットの群れにあっさりと殴り倒されてしまうこともある。
・ニット
殴られたら殴った方の人が死にます。コンボが自前で完結している上、枠をコストに使えるのはミスフォーチュン的な意味で偉い。ファラオ・パイソンとのパーティはガチ。
大型からの普通タイミングのアクションが苦手だが、デック的にはエンタングルが3積み可能なんで概ね対処可能。だがシュート・アローは勘弁な!
・M916
「正しい対抗宣言を行うのがモンコレプレイヤーの基本」
順番は間違えないように、真紅の皇帝アギアトは宣言を忘れないように。
以上ができているなら「□皇妃の裁き」を対抗しなければ地獄に落ちる。
略奪竜の群れ
・SASUKE
群れなのに、複数枚いても効果重複しないのは何故?チェインしてもいいじゃない〜。
ダーナの戦巫女×2で敵軍パーティに14点も夢じゃない。
・サトウ
攻撃力依存の全体ダメージ持ち。素の値の5点がガンロックに当たるあたりがえらいと思います。こいつに加えて、戦巫女、海竜騎、恐竜王子と並べて綺麗にアイテム3対抗できれば本陣も十分狙えそうに思います。
・なちょった
先攻で力を発揮する4レベルの蜥蜴。ロスト・ワールドの特徴か、即時可能。
素でイニシアチブ+2を持つため先攻がとりやすい。しかし、先攻を取られてしまうと何もできないため、海竜騎や他のイニシアチブ+xのユニットなどと一緒に運用して、できるだけ先攻を取れるようにしたい。
・ニット
普通タイミングでダメージをばらまく恐竜。環境的に止めにくくはないはずだが、蛇使いや恐竜王子で防御が上がっていると途端に面倒なことに。コストが縛られているのでどんなデックにも入れられる訳ではないが、恐竜は汎用性が高いので見かける頻度は高そう。
・M916
なぜトサカを生やしてないのだろうか。
それはともかく、ロスト・ワールドにおける戦闘での最も効率的かつ効果的な戦法は、リミットを埋めて物理で殴ればいいというただ一点である事だけは忘れてはいけません。
大鋼蟲
・SASUKE
適当に戦場を走り回る役目なユニット。フロスト・パイソンさえいなければ結構厄介かも。
・サトウ
枠もない、召喚・進軍能力もない、パンプ以外の特殊能力もない。基本的にリミットを埋めてしまうレベル8ユニットとしてはさすがに厳しいです。昔くらい数字がはっちゃけることができればなぁ。
・なちょった
基礎値は高くないが、チャージとディフェンダーを備えた強力なウォーム。イニシアチブ前に地形を捨てると防御力が高くなるが、イニシアチブ:−3もついてしまう。ダメージを12点以上用意できるパーティ相手だと、なすすべもなく殺されてしまうので相手には注意しよう。
・ニット
基礎値の暴力、といえば聞こえは良いが、イニシ差しっかり付けられての12点打点には無力なので過度の期待は禁物。逆にいえばそれが用意できないと脅威に成り得るということ。エクステンションでリミット増やして壁立てるとかすると面倒なことに。
え、同時に弱い?以前からの仕様です。
・M916(イチオシ!)
さて、ここで語るべきは、このレビューに至るまでの過程と、多くの人々から寄せられた質問のお便り―たとえば、「どうしてAレギュの事が書いてあるんですかねえ」(編注:灼熱の王べリアルの項を参照)とか、「なぜ温泉なの?」とか、「大会で使わなくなった旧版スノホちゃんを貰い受けてもいい?」といった類の物― に対する回答だろう。このレビューに至った理由を短く言えば「必然」だ。もう少し長い理由は次回語るが、この一連のレビューは、モンコレを次のステージに押し上げるために必要なことであり、これによって未来のモンコレはより強固に、超!エキサイティン!!になると、私は確信している。
(編注:一人去るとき)
雪竜シルヴァラ
・SASUKE
なんか昔こんなユニット見たことがあるのは気のせいでしょうか?
能力使用で*枠使ってしまいますが、先攻で小型駆除にはもってこい。
ナーガラジャとかガンロックが苦手な1枚です。
・サトウ
氷雪のプリンスの8点バルカンの弾とか言うの禁止な!
アルカナ・ドラゴン、マスティマ、と続いてきたこのシリーズもついに英雄化。デック的にコストには困らないはずですし、ブレスまで持っているので、絵に反して飛んでなくても十分に強い1枚です。
・なちょった
基礎値は欠けているものの、耐性:吹雪を手札から捨てるとステータスがあがる強力なドラゴン。*枠消費で強力な宣言型能力が使える。ただし、手札次第ではあっさりと殺されてしまうので、運用には注意しよう。
・ニット
今回のマグナ枠その2。どうも天運ユニットは同時には弱いらしい。この前バロールぶつけたら6−1同時で消えましたw
でもそれ以外はかなり強力。マスティマに殴り以外の選択肢がついたと思えば。大型を止める手段がないデックは要注意の1枚。
・M916
Step1.飛行範囲に進軍してジャッジに警告をもらう。
Step2.「◎豪雪のブレス」で使用したスペル枠を再度使ってしまいジャッジに警告をもらう。
Step3.氷雪のプリンスを即時召喚した瞬間、ジャッジに会場からつまみ出される。
つまり非情なるジャッジキルカード。使う方は用法容量を守って正しくデュエルして下さい。
前編はここまでです。
後編をお楽しみに!

