ぎふもこカードレビュー第三弾「紺碧海の女王編・前編」です。
今回は4名のぎふもこスーパーレギュラーにカードレビューをお願いしました。
執筆していただいたのは
・オディーラ(AC勢)
・赤はね(ぎふもこ光画部員)
・なちょった(ぎふもこジャッジ・ザリガニ部員)
・みづのの(ぎふもこ主催)
の以上4名です。お忙しい中ありがとうございました。
今回レビューするカードは、各レビュアーからレビューを書きたいカードを集計し、そこから選んだ計10枚のカードです。今回は前編ということで5枚を紹介します。
では「続きを読む」からどうぞ!
フォビア・ローカスト

・オディーラ
要研究対象。普段は貧弱一般人だが、狂った人がパーティに加わると本気出す。戦争は数だよ兄貴。ただ全体ダメージや自分より早い相手に弱く、一戦級のデックにするにはクリアする条件が多い。構築もそうだが立ち回りも重要。またパーティの組み方も命題の1つ(対抗数的な意味で)。開き直って思い切った構築をした方がいいかもしれない。個人的にはパンチ→対抗なし(以下ずっと)が好みである。メタを読みきればワンチャンある。
・赤はね
50枚まで組み込める朱きバッタ。狂戦士持ちがいるパーティに何体この子を入れるかという点は結構悩ましい。数で圧倒すれば戦天使は為す術が無いが、魔女やドラジェを相手にすると一定のアイテム対抗がないと盛大に散ってしまう。モンブランがこの辺を解決してくれるかもしれないが、まだまだ若輩者な赤はねには明確な解答はなかった。メタ読みが当たれば相手に消耗戦を強いることが出来そうなロマン溢れるユニット。そういえばブシ環境にもやっとインセクトが出ましたね。ブロック1の蛙はローカストを殺すために生まれた可能性が微レ存…?
・なちょった
狂戦士装備があるとパワーアップする、何枚でも組み込めるイナゴ。適当な小型に狂戦士装備を持たせて、大量にこのユニットを即時するだけで相手によっては詰んでしまうほどの力がある。欠点はこのユニットのみでは特に何もできない点。先攻取ってパーティに4点以上のダメージが出せるデックや、対抗でパーティに4点以上のダメージが出るデックに当たるとなすすべもなく蹂躙されかねないので注意が必要。
・みづのの
モンブラン(狂戦士の剣+戦旗)+ローカスト×3→あいてはしぬ。けどノトスは勘弁な!
オーガの猛牛騎兵

・オディーラ
大幅に強化されて帰ってきた猛牛騎兵。能力は攻撃力依存なのでダメージが簡単にブーストできます。裏を返せば簡単に下げられるんですけど。とりあえず能力から入れば1対抗はもらえます。さりげなくビーストなので、獣使いや破壊将軍とかの対象になります。オープンではシャチやKODと並ぶと腹しか立たない。
・赤はね
8点も殴ったら人が死んでしまう!フレーバーもまさしくそんな内容。ライカの大鷲使いがビースト捨ててやっと出る点数を、こいつは寝転がるだけで叩き出します。旗とか持って積極的に先攻を取ろうとしたらダメージは更に加速します。女呪術師や烈火弾があるブロック2でもデックが組めそうなので、ヴァローカにも期待しよう。イラストもオーガの粗暴っぷりを描いた豪快なもので非常に好み。モンスターってのはこうじゃなきゃ。
・なちょった
攻撃力の2倍のダメージが出る強力なユニット。オーガとビーストというただでさえ強い種族なことに加え、アイテム:1とスペル:火まで備えている。オープンでもブロック対抗でも活躍できると思います。
・みづのの
なんか超強くなって再録。基本8点とか何言ってんの?常備枠も優秀だし、種族にちゃっかりビーストも追加されて使いやすさ抜群。灼熱のクレイモア装備してフィジカルブーストやハーピィソング撃てば相手が嫌な顔すること間違いなし。
巨霊神アトラス

・オディーラ
英雄になって帰ってきました。さらにスペル枠まで。コスト指定とはいえ防御アップが永続するのはブシ環境では強く、無双も夢ではない。羅生門にいると嫌がられます。アトラス先生の活躍はこれからだ!!個人的にはフレーバーテキスト通りドラジェと戦闘したいところ。
・赤はね
ベヒモスを閃光玉で止めよう(提案)
とりあえず同時じゃなければベヒモスに負けることはまずありません。一度大地を支えたら最低でも8レベルにふさわしい防御力。ダイス目が走ったらとっても頑丈になれます。地形を大量に握られたら、現状のブロック2の魔女デックはウィークポイント握ってないと大変です。 ブロック1側がブロック2相手に使うのも、ブロック2側がブロック1相手に使うのも一定のプレッシャーにはなりそう。
・なちょった
地形を1枚破棄すると防御力が1D上がる上に、アイテム1枠とスペル:*まで備えているため対応力は高いです。欠点としては能力で使用できるほど地形のあるデックが限られるという点。オープンならそれなりに数はありますが、ブランニューやブロック対抗で組もうとするとほぼ専用のデックになってしまうと思います。ただ、前述したようにアイテム:1とスペル:*を持っているので、能力はほとんど無視(たまに使わない地形があったら使えばいいくらいのものと)してただの大型ユニットとして組み込んでしまってもいいと思います。
・みづのの
このひとやっつけたら大惨事になるような…それでも急所貫いちゃう姫様パネーっす。
現在のブロック対抗は地形をたくさん入れるメリットが薄いので、スペックを活かしきるの難しいと思います。オープンならバラック、天地創造、ブリキン、バイオレイヴンなどで地形デックが組めますね。
ホムンクルス・アプリコット

・オディーラ
「3人いれば勝てると思ったのか?」→勝てます。
重要なのは、風*枠&種族プラント/魔法生物でもあるということ。ブロック2ではフィジカルブーストと風魔のスペルを1人で打てる貴重な人材。3人いるけど。魔女に入れるとスペル枠の捻出に困らなくなります。ブロック1の歌姫では、複合、Dualスペルを1人で打ちます。3人いるけど。まさに万能カード。歌姫デックの縁の下の力持ち。ちょっと歌姫組んでくるわ。風に絡むスペルが多いので、採用率は高いか。あとこのシリーズのお陰でアイマスにも新たな道が開けました。
・赤はね
「3人はどういう集まりなんだっけ」「魔法生物…です」
スペル2枠と基礎値が揃い、デメリットは魔法生物であるということくらい。種族プラントなので歌姫のお供にもなるし、ランスロットが投げつけてもOK。この子たちの登場のお陰でアイドルマイスターデックなんてものも意外と形になりそうな気がします。イラストの3匹がなんだか三角関係の修羅場に陥っているようにも見える。
・なちょった
風の3レベル魔法生物。種族:魔法生物/プラントでスペル:風*のため、主に土風デックで活躍すると思われます。そのほかにも風スペルを中心とした奇数レベルを中心のデックにとりあえず入れてみていい1枚だと思います。
・みづのの
スピリットシリーズは基礎値がないので嫌いでしたが、このホムンクルスシリーズは基礎値がばっちりあるのでかなり好きです。レギュを問わず活躍できるいいカードだと思います。
黄金熊のモンブラン

・オディーラ
今回のぶっ壊れカード。レベル2でイニシ+1、アイテム:2、装備品を手札に戻してドローする能力&アイテムを切ってパンプアップする能力を併せ持っているとかチートwww
ブロック対抗、オープンと活躍するデックは多い。適当にアイテムを2つ使っても強いが、能力を上手く使いこなしたいところ。
・赤はね
エッチな熊さんは(以下略)。普通にぬいぐるみみたいでカワイイと思う。
拙作の開封動画でもチラリと紹介した通り、アイテムや装備品が絡むデックに気軽に出張できる憎いアイツ。ボンゴレやダマスカスのお供にもなるし、エゼキエルが本陣攻めた時にこいつのアイテム枠を組み合わせれば有り余る聖枠にも使い道が。ポーションで誰かを守ったり強くしたり、使い方は自由。魔法生物の弱点が少ない今だからこそ活躍に期待が持てる素敵なヤツです。ミキストリと並んで今回のセットのぶっ壊れカード。
・なちょった
自身の装備した装備品を手札に戻すと1枚引ける便利なユニット。予備進軍したときに即時して次の攻めに必要な装備を回収しつつ手札のアドバンテージを増やす。本命の攻めで即時しいらない装備を回収して「秘密のポーション」で味方の体力を上げるなど、かなり使い勝手がいい。狂戦士や魔剣と相性がいいので、それらでデックを組むと組みやすい。単なる重アイテムデックに採用しても強いと思います。
・みづのの
書いてあることが全部おかしい。オーパーツゲリュオネウスに入れようと思いましたが流石にMOTTAINAIのでやめ。入れたいデックがたくさんあるのであと10枚くらい欲しい。
前編はここまでです。
後編をお楽しみに!