2011年09月13日

る〜しゃPのモンコレちょっといい話 第4回

ぎふもこブログを御覧の皆様、こんにちは!る〜しゃP(モヒカン勢)です!
まぁ、最近は北斗よりもパッツァ推しなんですけどねー。
マルチが強可愛くて超良ゲーです。

閑話休題。
前回は、どんなデックがあるのか、というお話でした。
今回はそれに対して、「流行のデックに対して有利なデックの組み方」についてです。
つまり、カードゲーム用語で言うところの、「メタデックの組み方」ですね。

ここで、流行のデックとは必ずしも、
「優勝者をたくさん出しているデック」というわけではない点に注意です。
というのも、例えば「バードマン」デックは、予選突破数こそそこそこですが、
ある程度意識して対策しないと、手も足も出なくなりがちなデックで、
しかも結構見かけたりするため、安定して勝つためには、対策しておきたいところ。

では、バードマン対策はどうすればよいかを、まず考えてみましょう。
考えるポイントとしては、まず「バードマン」がどういうデックなのか、考えてみます。
すぐに思いつくバードマンの特色としては、以下の点が重要な要素です。

・全員、進軍タイプは飛行
・防御力は大体2以下で、ほとんどが1
・3〜4体の即時可能ユニットでパーティを構成
・スペル枠なんて無い
・普通タイミングの特殊能力から入りやすい
・隊長さえいなければ、イニシアチブは案外低め

そして、これらの要素に対して、どう対策したらいいのかを考えてみましょう。
対策を考えるうちに、構築段階での対策や、プレイングでの対策などが見えてきます。

・全員、進軍タイプは飛行
スピア・バンブーやソニック・カッターがもろ当たりします。

・防御力は大体2以下で、ほとんどが1
クラウド・キルやファイア・ストリームが、Dualで使わずとも致命傷になります。
それらに限らず、殆どのスペルはDualで使う必要がなくなります。
また、1体でも自軍ユニットを残して後攻普通タイミングに入れば、
3〜4点の攻撃だけで相手が半壊します。

・3〜4体の即時可能ユニットでパーティを構成
ワイルド・ハーピィやファイア・スモーカーなどが機能します。
また、ブラック・フォッグなどのパーティ対象系も、効果は絶大です。

・スペル枠なんて無い
プレイング段階で、スペル対策系カードは手札調整で捨てちゃって良さそうです。

・普通タイミングの特殊能力から入りやすい
攻撃対抗が出来てるから対策できた!とはなりません。

・隊長さえいなければ、イニシアチブは案外低め
戦闘単位で、隊長を何とか殺せる構築にしておけば、
最初の戦闘では負けても、次の戦闘で先行取って勝てる、というパターンも。


ね?簡単でしょう?
これだけ考えてみれば、バードマン対策は結構簡単なんだ、と分かるかと思います。

では次に、多くの予選突破者を出しているデックも、やはり対策はしたいところです。
「水土リザードマン」についても、同じように見ていきましょう。

・「ナーガ+トード」や「マテリアル+ポリモルフ」など、コンボが面倒
先行は取りやすそうなので、ゲヘナで一発解決。
あるいは、結局単体除去なので、1体やられても大丈夫なパーティを作る。
そもそも「耐性:石化/猛毒」持ちのストーン・バジリスク先生で攻める。
相手が先行ならコンボも威力半減と考えて、超遅いイニシアチブを用意。

・割と4−2−2パーティがメイン
即時対策ユニット、つまりワイルド・ハーピィ先生大活躍。
適当なLv2ユニットから、普通タイミングの高威力スペルぶっ放すのも面白そう。
Lv2焼き払い用のファイア・ストリームやクラウド・キルも有効とか何とか。
面倒なら、ファイア・ドラゴンでまとめて焼却処分。

・小型多めかと思えば、急に湧いてくるリヴァイアサンやベヒモス
ラーやオルクス決死隊で対策しても良いけど、立ち回りと手札調整で、
その場その場で凌ぐ方向の方が安定しそう?

・人によってスペル寄り、アイテム寄りの幅が違ってる
どっちにしても、枠自体は持っているので、トゥインクル・ナックル、フラッド・フィスト辺りは無駄にならない。
プリズム・ブレイクとかではなく、万能に対抗できるジャスティスとかのカードが優秀。

・キュクレイン・フラッド
基礎防御7を用意、あるいは7ラインを簡単に超えれる構築にすれば解決。


という感じですね。
で、上記の「バードマン」と「水土リザードマン」を、ある程度まとめて対策出来たデックが、
名古屋で突破者を大量に生み出している、「火土ドラゴン」デックですね。
両方の共通の弱点である、ワイルド・ハーピィやファイア・ストリーム、
トゥインクル・ナックルに加え、水土対策になりやすいゲヘナ・フレアーや、
ファイア・ドラゴン、ストーン・バジリスクなどが、思いっきり入ります。

そして、流行り過ぎた火土ドラゴンをメタるために、関東で大流行の「猫ドラジェ」を、
名古屋に輸入する動きが出てきているなど、メタがぐるぐる回り始めました。
ちなみに「猫ドラジェ」は、「ドラジェ(ブラッド・ソード)+ナガレ里(紅まぐろ)」、
というパーティが揃ってしまえば、ドラゴンにはほぼ負けません。
そうでなくとも、猫を並べてキャンセルしまくる構築なら、ドラゴン相手には5分以上です。

そして、「猫ドラジェ」は「水土リザードマン」に、マテリアル・ブレイクなどで、
対策されやすい、ということを考えていくと、色々と楽しい環境になってきた気がします。

っと、話が逸れましたね。
今回の話をまとめると、「メタデック」を組むときの手順は、以下の通りです。

1:よく使われそうなデックや、対策しないと勝てないデックを洗い出す
2:それらのデックがどういうデックなのか、箇条書きでまとめてみる
3:箇条書きでまとめた部分を、どう対策できそうか、考えてみる
4:条件を満たしそうなデックを考える
5:デックを組んで、実際に対戦してみる
6:細部を微調整して完成

って感じでやれば、結構いい感じで、メタデックが組めるんじゃないかと思います。

それでは、今回はここまでなのです。
素直に強いデックを使うも良し、あのデックにだけは絶対に勝つというデックを組むもよし、
みなさんが、自分の好きなようにモンコレを楽しんでいただければ、と思います。

ではでは〜。
お相手は、る〜しゃP(パッツァ勢)でした!
posted by 管理人 at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 開催告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。